koihaouka’s blog

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

技を封じられる話

金縛りに遭うのが好きです。

寝苦しいときに眠ろうとすると、高確率で起きます。

 

これが、毎年楽しみで仕方ないのですが。

……この話をしてみると。

 

心なしか、心配されてしまう傾向にあるような。

おやおや。

 

おやおやおやおやおやおやおやおやおや。

おかしいなぁ、そんなによくないことなのでしょうか。

 

目の前が暗くなっていって。

息ができなくなって。

 

心臓が大きく高鳴り続けて。

ゆっくり、じっくりと遅くなっていく過程が。

 

僕、けっこう好きなのですが。

──もう、このままでいい──と、思えるくらいに。

 

それでいて、ふと身体が言うことを効くようになったときに。

息を吸うごとに早鐘が打ち鳴らされ汗がブワッと噴き出て身体が冷えていく過程も。

 

生きている感じがしますし。

その後に──意識がドボドボと沈んでいく過程も。

 

気持ちよくて、好きなんですよ。

そう──心配されるようなことではないとは、思ったのですが。

 

僕の常識と周囲との常識が乖離しているなぁと。

たぶん、僕のほうがかなり←

 

……思えば、人間ドックのときに。

眠りが浅くないかを訊かれたので。

 

夏場はよくそうなりますね。

金縛りってそう言うときに起こるんでしたっけ──なんて話をすると。

 

入眠時覚醒ですね。

それは浅いですね──なんて言われましたっけ。

 

あれって、事実を言われただけだと思ったのですが。

もしかして、心配されていたのだろうかと←

 

……とは言いつつも。

最近、金縛りに遭えないんですよね。

 

これが、少々。

名残惜しいモノがありまして。

 

できれば、遭いたいのですが。

眠りが深くなっているのかも、しれないですね。

 

とは言いつつも。

それはそれで、いいことですし。

 

自身にとって好きなこととは言えども。

それで心配してくれる人がいると言うのも──えぇ、決して悪いことではないのでしょう。