ある日のこと。
友人と食事をした帰り、こんなことを言われました。
「機会があれば人を殺してみたい」と。
──それにどう答えたかって?
『あぁ、ありますねぇ』と答えましたよ。
実際、そう思いますし。
「それに対するリスクが大きすぎるのでしないんですけどね」とも言われたので。
『そうなんですよねぇ、世の中よくできてますよ』とも答えておきましたよ←
……え、実際どうなのかって?
上のことについて嘘を吐いているとも?
──いいえ、それはありません。
倫理的な会話ではありませんが、事実そうしてみたいとは思うのです。
殺す前と、殺した後では。
どう違いがあるのか──感じ方にどのような違いがあるのか、とか。
そう言うのは、経験し難いことですので。
えぇ──わたしどもが倫理観を手放しリスクを容認しない限りは、です。
……とは言いましても、そこには莫大なリスクが伴うので。
手を出すことはないのでしょうけどね──と。
いや、推奨なんてしませんよ。
ただ、止めもしません──なぜかって?
それを止めるのは、その人自身で行うことが必須で。
それを実行することを選ぶのも、その人自身だからです。
そして、法で規制されている以上。
背中を押すことなんかも、してやらないのです。
そして、押されることも。
これは──絶対なのです。
そもそもそんなことを言ってはならない?──わたしはそうは思いません。
食塩だけを入れる工程で昆布出汁を入れる必要がないように。
とあるテーマについて話をするときに。
必要のないモノを持ってくる必要はないのです。
……いや、『関係ない』わけではないです。
必要がない、と言うことなのですよ。
……この違いですか?
それについては……また後ほど、お話します。
そのときまで、お楽しみに。
ではでは──また明日。