『脳漿炸裂ガール』と言う曲の歌詞に。
「どうでもいいけどマカロン食べたい」ってのがあります。
本当に「マカロンを食べたい」と言うのが。
どうでもいいのか、と言われれば違うだろうと思うのですよ。
だって、3時のおやつにマカロンを食べるような人なのですから。
「マカロンを食べたい」と思うときと言うのは──えぇと。
マカロン?なにそれおいしいの?
……なんて言う人よりかは、どうでもよくないのだろうと。
これに似たような言葉に。
「いや、それはいいんだけども」と言う台詞もありますね。
全くよくないから、逆接を使ってまで言葉を続けると思うわけですが。
そこまで冗長にしてないで端的に言い給え、と思わないでもないのです。
はっきり言ってしまえば、すぐに終わる話なのです。
そのぶんブッ刺さるわけでございますが──えぇ、つまり何が言いたいかと言いますと。
恐らく、この「どうでもいいけど」とか。
「いや、それはいいんだけども」とか言う枕詞に。
文字通りの意味で言う、「どうなったっていい」とか。
「それもgoodですな」とか言う意味はなく。
その後に控える本音を伝えるための。
緩衝材の役割を果たしているのではないか、なんて思うわけです。
ただ、「マカロン食べたい」と言われても。
『急に欲望垂れ流し始めてんぞこいつ』ってなりかねませんし。
ただ、本音として単刀直入に「こうだ!!」と言っても。
相手が傷付いて終わり、なんてことにもなりかねません(最悪の場合、録音したのを人事課に送りつけられるやもしれません)←
と、言うことで。
「その配慮はしているよ」と言う印として。
「どうでもいいけど」とか。
「いや、それはいいんだけども」と言っているのかなーって。
最近、思うようになりました。
考えるきっかけをありがとう、『脳漿炸裂ガール』←
今週のお題「試験の思い出」