人付き合いを避ける傾向にあります。
正確には、無闇矢鱈に人と付き合わないようにしています。
こちらが付き合いたいときだけ付き合って。
付き合いたくないときには、放っておいてもらう──そのように仕向ける、と言う。
そんなことが、上手くなってきた気がします。
あー、自分の気質に箔が付いたんでしょうかね←
……と、言うことで。
人と仲良くなるための4要件と言うのがあるのを思い出したので。
それについて、ご紹介を。
まずは、1つ目──単純接触効果、と言います。
ざっくりと説明しますと。
何度も見かける人については覚え易くなる──と言うだけの話です。
質より量と言う考え方ですね。
復習をするなら回数を重ねたほうが確実と言うアレです←
次に、2つ目──返報性の原理、ですね。
これについても、ざっくりと説明しますか。
こちらが何かを施したときに。
相手もお返しがしたくなる──と言うモノです。
何か返さないと、と思わせることがポイントで。
そのためにはこちらは与える側である必要があるわけですが。
別に、何か有形のモノをプレゼントする必要は特になくて。
他のかたよりも丁寧に応対する──と言うだけでも、返報性の原理が適用できたりします。
横柄な接客をする人とは、よほど目的がない限りは。
お近付きになりたくないモノですけども。
丁寧に接客をする人については、お近付きになり易いですし。
何より丁寧な接客をこちらにし続けていただくためにも──こちらも丁寧に、応じ易いですよね。
そうすると、相手もこちらを認知し易くなり。
「このかたは急に声を荒げたりしてこないばかりか、物腰が柔らかくて心地よい人だから」と丁寧な接客をしてくださるでしょう。
そう、返報性の原理とは。
一人相撲のようなモノではない上に、互いにwin-winの関係でいるために必要な原理──と、言えるでしょう。
そして、3つ目ですね──類似性の法則、と言うモノです。
これ、つまりですね。
共通点があればあるほど、親近感が湧くので。
接し易くなる──と、言うことですね。
相手がこの空間に存在してなければ。
その存在を認識できませんね。
この空間に存在しているとして。
別の星にいたら接点がありませんね。
同じ星、近くに存在していたとしても。
その存在が路傍の石であれば、接したとしても蹴飛ばして終わりかもしれません。
ところが、相手が生物であれば?
その存在に対する好き嫌いが、無生物と比べても濃厚になっていきます。
そして、相手が人であるならば。
他の生物と比べてやや複雑なコミュニケーションを取ることができるでしょうが──同じ言語を持っていたほうが、話はし易いでしょう。
なので、相手が日本人であれば。
さらに深い話をすることができます──そこに価値観や共通の趣味なんかが加われば、もっと。
そして、共通点と言うのは面白いモノで。
増えたり、減ったりもするのです──そして、予測がし難い。
それが、相手と接するときの原動力になり易くなるのです。
クリエイティブな事柄について人が楽しいと思うと言うのは──割と、普遍的なことのようですから。
……え、最後の4つ目?
あー、それはですね。
社会的浸透理論と言うモノです。
……しゃかいてきしんとーりろんというものです(棒読)←
単純に、自己開示と言ったりもします。
そのほうが分かり易いかもしれませんね──自分はこんな人、と言うのを明示することを指します。
適度に行うことで、その人を誠実な人と認知し易くなります。
すると、相手も誠実であろうとするわけです──人はいい意味でも悪い意味でも──バランスの取れた関係性を保持しようとする傾向にありますから。
与えられ続けたら、お返しをしたくなるのと同様に。
これ、なんでしたっけ──そう、返報性の原理でしたね。
これくらい、返報性の原理は大事なのですけども。
一旦それは置いておいてっと。
で、自己開示をすることで。
さらに共通点を見出せた──なんてことも、起こり得ます。
逆に、「そこは違うなぁ」と思える事柄が出てくることもありますが。
関係性が熟している場合には寧ろ、ホッとしてくるんじゃないでしょうか──嗚呼、この人はこちらに合わせているだけの人ではなかった──なんて。
類似性の法則に則って、共通点があればあるほどいい──なんて思われがちですが。
これも如何なモノかと──であれば別に、自分を複製して仲良くするのがいちばんいいってことになってしまいますが。
自分自身と対峙し続けて、果たして。
ずっと仲良くいられるでしょうか──と、疑問に思ってしまうのはわたしだけでしょうか。
好き嫌いなんて、簡単にひっくり返りますから。
──上の4つを、悪用すれば。
……では、ひっくり返しましょうか?
1つ目から4つ目を悪用すると。
こちらが相手にせずとも。
相手から拒絶し易くしたり──もっとソフトに──距離を置こうと、してくれます。
単純接触を抑もしなくなれば──好き嫌いの感覚が少しずつ薄くなっていきますし。
なんで避けるんだろうって──その関係性にモヤモヤすることに耐え難いゆえに──向こうも避け易くなっていきます。
えぇ、バランスを取りたがる生き物ですものね──人間って。
ほら、返報性の原理ってこう言うところにも生きてくるのです。
それでも、相手がとことん付き纏ってくることも屡々あります。
そこで──3つ目と4つ目を逆手に取ります。
皆さんは──あなたは。
言うことや為すことについて否定してくる人についてどう思いますか?
それが、こちらの性質や人格に関する事柄であってもです。
もうこちらから「さよなら」と言いたくなりませんか?
これは、類似する可能性をとことん削られ。
打ち明けた事柄を踏み躙られ──あなたの開かれた心を乱暴に閉じようとしてくるからです。
嫌になってきませんか?
なので──鬱陶しいと思えるときには、上と同様のことを行うのです。
あまりに相手に毒だと思うようなら、少し希釈するのもアリでしょう。
ただ──容赦をするとさらにエスカレートし易くなるので、致命傷ギリギリを狙うのが人情な気がしなくもないですが←
……と、言う感じで。
最近、予防することが多くなりました。
仲良くしたいかたとだけ、付き合えたらいいですし。
こちらの思惑とは関係なく、仲良くできるかたが増えたり減ったりするわけですから。
別に、仲良くできないかたを相手にする必要性も、
そう言ったかたと付き合い続ける義理もないかと思っています。
いま、付き合いのある方々を大事にすることが先決であり。
仲良くできないかたに気を遣うなんて、リソースの無駄なのですから。
今までになく、長いブログ記事になりましたが。
今回の話、如何でしたでしょうか。
また、気が向いたときに。
長いブログ記事を書くかもしれませんが──そうですねぇ。
わたしが忘れた頃にでも。
……忘れること、あれば←←←