ふと、疑問に思ったのですが。
人の悪口を言う人がいたとして。
それを発信者に向けたらダメージを食らう、と言うのは。
まぁ、当然のことと思うのです。
そんな言説を、時折見かけるので。
本日は、そのような話題をば。
──だって、包丁で人を刺したら。
その人、痛がりますよね。
苦しみますよね。
で、こちらも刺されたらどうなるか──と、考えると。
言わずもがなですね。
なので、当然じゃないかと──ところが。
この、「悪口を言った側が同じことを言われるとダメージを食らう」と言う言説。
大きな落とし穴があるのです──それは。
言う側ないし言われる側の、何れかが。
無痛症である可能性について考慮に入れていない、と言うところに。
無痛症のかたに、物理的なダメージを与えられるわけでもない悪口を向けても。
痛くも痒くもないので──殆ど、無駄なんですよね。
なので、悪口を言うのであれば。
相手を選ぶ必要があるわけです。
そして、その人にとって。
痛いか苦しいか、と言うのは。
当人にしか、把握できないのですから。
しっかり、見極める必要が……え、傷を付けたらどうなるのかって?
あぁ、無痛症のかたにですか。
そのときには、傷を見せに行くことになるでしょうね。
第三者に、裁いてもらうために。
無痛症のかたへの悪口と言うのは、充分注意しなくてはなりません。
──と、思った辺りで。
勉強の準備でもしますかねぇ←