koihaouka’s blog

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

無痛考

ふと、疑問に思ったのですが。

人の悪口を言う人がいたとして。

 

それを発信者に向けたらダメージを食らう、と言うのは。

まぁ、当然のことと思うのです。

 

そんな言説を、時折見かけるので。

本日は、そのような話題をば。

 

──だって、包丁で人を刺したら。

その人、痛がりますよね。

 

苦しみますよね。

で、こちらも刺されたらどうなるか──と、考えると。

 

言わずもがなですね。

なので、当然じゃないかと──ところが。

 

この、「悪口を言った側が同じことを言われるとダメージを食らう」と言う言説。

大きな落とし穴があるのです──それは。

 

言う側ないし言われる側の、何れかが。

無痛症である可能性について考慮に入れていない、と言うところに。

 

無痛症のかたに、物理的なダメージを与えられるわけでもない悪口を向けても。

痛くも痒くもないので──殆ど、無駄なんですよね。

 

なので、悪口を言うのであれば。

相手を選ぶ必要があるわけです。

 

そして、その人にとって。

痛いか苦しいか、と言うのは。

 

当人にしか、把握できないのですから。

しっかり、見極める必要が……え、傷を付けたらどうなるのかって?

 

あぁ、無痛症のかたにですか。

そのときには、傷を見せに行くことになるでしょうね。

 

三者に、裁いてもらうために。

無痛症のかたへの悪口と言うのは、充分注意しなくてはなりません。

 

──と、思った辺りで。

勉強の準備でもしますかねぇ←