『百年の恋も一時に冷める』
なんて、言いますよね。
恋については。
未だよく分かっていませんが。
一気に幻滅する、と言う意味では。
分からないでも、ないのです。
例えば──飲食店に出向いたとしますよ。
で、お冷やを飲んだとします。
そうしたら、すっごくカルキくさい。
なんてことがあればもう──行きたくなくなるのと、同じようなモノかと。
……え、違う?
やっぱり、恋って食欲とちゃうんすか?←
……え、それも違う?
デダシから幻滅してるから?──あぁ、そう言う。
じゃあ、途中で幻滅してしまう例を挙げればいいのですね。
最初は熱中していたのに──と言う。
じゃあ、あれですね。
例えば──飲食店に出向いたとしますよ←
……え、嫌な予感しかしない?
予感ってだけですよ、では行きます。
……飲食店に、出向いたとしますよ。
で、すっごく好きで何度も通う店だったとしますよ。
で、お冷やを飲んでみたら……え、先が読める?
すっご、予知能力者ですかあなたは()
……と、言うことですね。
まぁ、それだけ美味しいお冷やって大事だと思うんですよ。
確かに、最初の例では。
デダシからまずいお冷やなわけですけども。
飲食店って、よほどのことがない限り。
クオリティって、維持しなければならないわけじゃないですか。
ある程度の数、常連ができない限りは。
火の車なわけですし。
そのクオリティを維持しない、と言うことは。
常連の足を遠ざける要因としては、十二分なんですよね。
それに、お冷やって。
基本的に飲食店では無料で飲めるモノなわけで。
そこのコストを抜く、と言うのは。
なんだか、セコセコしている感じがしてきませんか。
なのに、提供される料理が今までと同じであれば。
ちょっと頭の残念なかたなのかなぁ……と、思ってしまうのです。
そうなれば、まずいお冷やを出されると言うのは。
今まで好きで通っていた自分を蔑ろにされた気分になるには不足のない事象と相成りますゆえ。
冷めてしまう、と言うことですね。
まずくてお冷やをそれほど飲まずして、冷めると……あぁ、まずいですねこれは←
……たかがお冷やと言われそうですが。
されどお冷やなのです。
人付き合いについても、「減るモノではなし」と言われないこともないですが。
そう言った減るモノじゃないモノについて大切にできない人が減らないモノについても大切にできるかと言われれば。
ちょっと、疑問ですね。
もし大切にできるのであれば、かなり捻くれているなぁとも思いますし。
……あぁ、幻滅されるよりかは。
幻滅したくないモノですよ、わたしは。