ある人が。
あなたと会ってお店で食事をしているときに。
『タバコを吸ってもいいか』なんて訊いてきたとします。
そのとき、なんて答えますか?
「あそこに、ベンツがあります」と。
アリもしない幻を見せて遠回しに断るでしょうか←
それとも。
「いいよー」と言うでしょうか。
それとも。
一緒に吸い始めるでしょうか。
それとも。
相手がタバコに火を点けた瞬間に。
近くにある飲み物を。
相手にぶっかけるでしょうか──あ、このときに。
中身、何を連想しましたか?
お冷やを連想しました?──いいですね、あなたはいいかたなのかもしれません。
え、ジュース?
よっぽどタバコがお嫌いだったのでしょうか?──コーヒーじゃないところが良心的です。
……え、僕ですか?
ショットグラスに入ったウォッカですね──あははー燃えろもえろーっ!!←
……なんて、妄想し始めるくらいには。
テンションが高めですよ、あはは←
え、心理テスト?
嫌ですよ、あれは各々やりたいときにやるモノですから。
なんの前触れもなく、誰かに心理テストをさせるなんて。
僕、そう言うの、好きじゃないのです。
選択をしている自覚のない人と言うのは。
けっこう嫌いな部類に入りますけども。
何かと相手の選択権を奪っていくタイプの人と言うのも。
僕、めっちゃ嫌いなんです──なので。
いきなり、心理テストなんてしませんし。
仮にも心理学専攻の人間なので──インスタントで雑な心理テスト擬きなんて。
やりたくないのですよ。
けっこう、恥ずかしい行為ですから。
……え、お冷やを考えついた人がどうだらジュースを云々かんたらってのは違うのか?
いやぁ、それは心理テスト以前のことだと思うので。
お冷やって、ただの水ですから。
冷たいとか濡れてしまうとかはありますが──相手へのダメージって、最小限ですよね。
であれば、それくらいで済ませるのであれば。
気質が安定している──つまり、人当たりのいい人だと思いまして。
あと、ジュースですよね。
なんのジュースかは分からないですけども、これを相手にかけてしまったら。
クリーニングが必要になりますよね。
ベトベトの状態で帰ることになりますし──車で帰るのであれば、シートに付かないようにとか色々と考えるでしょう。
あと、徒歩で帰るとか。
場合によっては公共交通機関ないしタクシーで帰るとか。
その他の客や、ドライバーに気を遣いますよね。
匂いがするかもしれませんし──けれども、それがコーヒーや赤ワインじゃなければ。
それはそれで、人としての良心があるじゃないかって。
そう、思うわけです──クリーニングしても落ちないかもしれなくなってしまいますし。
……しかも相手は、友人を想定しているのに。
それだけのことをやらかしたら、絶交案件じゃないかなって←
とは言いつつも。
お冷やをかける時点で、さもありなん、ですか←
……あの、いちおう書いておきますが。
ウォッカをかけようとか考えたかた、いらっしゃらないですよね。
相手が燃えてしまいますし。
最悪の場合、お店が火事になってしまいますから。
絶対に、やめましょう。
え、どの口が言うのか?──デ、デスヨネー()
……え、つまりこれはなんなのかって?
オチなんてありませんのでこの辺でオチます(ノシ)←←←