昨年、インフルエンザの予防接種会場に。
本棚があって。
色んな、文庫本が収められていたんですよね。
ミステリー色の濃いモノばかり。
恐らく、先生の趣味だったと思うのですけども。
それほど長居する場所でもないのになぁって。
よほど、ミステリー小説が好きだったんだなぁって。
気が合いそうだなぁ──なんて思いながら。
予防接種を受けるときに。
最近の調子とか、趣味とか、今後どうしていきたいかについて。
手短に、それでいて。
熱く語ることができたので──えぇ、やっぱり。
気が合いそうだなぁって所感はどうやら。
間違いじゃなかったようで──それにしても。
本棚って、その人の性質を。
端的に、表しますよね。
もちろん、全ては分からないのですが。
一部分から「こんな人なんだろうな」と言う推定は可能ですので。
そして、面白いことに。
「こんな人なんだろうな」と言う推定は──大きく外れることは、まずないのです。
これは、経験に依るところも大いにあると思います。
本を読んできているから、どう言ったかたがその本を好ましいと思うかを理解し易い、と言う。
であれば、あの本も好きだろうとか。
であれば、あの本を渡しても受け入れられるだろうとか。
であれば、あの話題には食い付くだろうとか。
であれば、あの話題は避けておこうとか──とかとか←
……ですが、それは当然のことと言えます。
なぜなら──相手はそんな人だろうと、他でもないこちらが信じているからです。
なので、意外な事実を見かけたとしても。
外れ値として記憶の奥底へ沈めてしまい──自分の推定した事象に近い事実を、どんどん採用していきます。
そして、こう思うのです。
「わたしの思ったとおりだった」──と。
──これって、占いのようなモノです。
納得すれば必ず当たるのです、占いって。
統計学的に、近似のことや。
当たらずとも遠からず、なことを伝えておいて。
それに当たる物事が発生すると。
「当たった」と納得する──そして、当たったことが事実として認定される──占いとは、そのようにできていると思っています。
本棚を見て性格を判断する、と言うのも。
そのひとつじゃないでしょうか──なので。
あくまで自身が納得するため──己の精神衛生向上のため。
ひいては楽しむために行うモノであって──「だからあなたはこんな人だ」と言う使い方については。
厳に慎むことが求められます。
だって、間違いですもの──なんて。
なんてね。
ここまで書いたら、もう大丈夫だと思います。
わたしの性格について、あれこれ考えるのはいいのですけども。
それを「あなたはこんな人でしょう」と決め付けるのだけは、後生ですからやめてくださいね?
いいですか、やめてね?
やめて?──え、カリギュラ効果がかかるですって?──あなたは意思の弱い人ですね(特大ブーメラン)←
……ふぅ。
わたしの本棚っと。
本棚、3つあります。
4段仕様のモノが、3つ。
1段にだいたい30冊収納できるんでしょうか。
それが、びっしり埋まっています。
以前、1年で蔵書の本を読み返せるくらいにはハイパーレクシア気味だったのですが。
現在はその性質も弱まってきていてそれどころではないので──背表紙を眺めて「これ最近読んでないなぁ」ってのもちらほら見かけますね。
また、読み返そうかな。
『現代数学入門』とか。
まだ、高校数学も覚束ないときに購入して。
通しで読むのがけっこうキツかった記憶しかないのですが←
今なら、最後まで理解して読めるんじゃないかなと。
今年の夏の課題図書としてみましょうかね、うん←
あとは、小説が多いですね。
と言いますか、殆ど小説です。
ノンフィクションや風景写真集も好きでいくつかあるのですが。
月毎に購入したいと思えるのは、やっぱり小説なのです。
昔、小説家になりたかったのもあるんでしょうけども。
それを抜きにしても、最近はライフワークの如く読み込むことが増えてきています。
……これを読むの、けっこう遅いんですけどね。
ハイパーレクシア気味だったときには、味わうことなく読んじゃってましたけども。
今は、必要な能力じゃないように思います。
味わって読みたいので──ハイパーレクシア気味だったときにも、同じことを思っていましたから。
……なので、これで蔵書数は概算して。
360冊か、と言いたいところですが。
実は、部屋にある本棚は以上なのですが。
別のところにも、実は。
これくらいの。
いや……さらに多くの本が、眠ってるんですよ()
ベッドの上とか。
ベッドの下とか。
押入れの奥とか。
床の上とか。
机の上とか。
電子書籍とかとか←
……え、えっちぃのですか?
あんまりないですよ、うん←
主に、不可抗力系のモノですけども。
購入したらそちらのヤツだった、みたいな←
ですが、基本的に健全なモノで埋まっています。
今の時代、物的証拠なんてわざわざ調達しないんじゃないでしょうか。
……なんの話でしたっけ。
嗚呼、本棚の話。
それほど、拘りはないですが。
強いて言えば、1点だけ。
梱包が楽なモノ、ですね。
実はわたし、異動の多い職場なので。
そろそろ、わたしも今の職場から動くことになると思うのですが。
そのときに自宅から引越しとなると。
あまり、大きなモノを持ち運ぶのも大変なので。
できれば折り畳めたり、そもそもコンパクトだったり。
運ぶときに壊れ難いモノがいいなぁって。
そう、思うんですよね。
なので、そう言うところが拘りでしょうか。
本当はもっと欲しいですけども──本棚。
……ですが、本気で揃えようとすると。
恐らくわたしの部屋が本棚の部屋になりかねず()
……嗚呼、だって好きなんですもの。
紙書籍……小説を電子でなんて、なかなか……と、言うことでっ!!←
皆さんには──あなたにはっ
どんな拘りの本棚ないし書籍が、ありますか?
今週のお題「本棚の中身」