回想録
塾講師をやっていた頃に。
試験終わりに風邪を引く子がいて。
そう言う彼らにかける言葉は。
総じて『よくやった、おめでとう』だったのですが。
年末、喉をやられた僕に対しては。
なんて声かけしてやるべきだったのか、と。
微睡みながら、ぼんやりしてみます。
それはいいから大人しくしなさいと、念じながら。
……厄介でした。
喉以外、ピンピンしていたので←
お腹以外の全身に。
症状が表れてくれたほうが、休み易いですけども。
遠慮せずに、ですね。
──悩ましいなぁと。
と、言いつつも。
こう言う機会がないと休めない性質の持ち主なので。
これもこれで、乙だったのでしょう。
また、風邪を引きたいモノです。
──え、いつの年末の話かって?
いつでもいいですよ?──どうぞ、思うままに←