昔のことについて。
何年前の出来事だったかを。
思い出せないことがあります。
と言うか、しょっちゅうです。
ただ、何年前か分かれば分かったで。
「そうか、そんなモノか」としか思えないので。
ジャネーの法則の適用除外にわたしはまだいるのか、と。
思ったり、思わなかったり。
記憶を補完できないとき。
つまり、時間的間隔を埋められない人が──時間が経つのが早い、なんて。
そう、思うんだろうなぁと。
そして、今現在。
忙しさに感けて。
思考や行動が自動的になっている人は。
将来、その時点について思い返したときに。
情報を補完することができず、ないモノとして切り捨て。
集めた情報があまりにも少ないことを認識せざるを得ない状況に陥ったとき。
安全装置として「あー、時間が経つのが早いなぁ」と。
そう、思うんじゃないかな。
なんて、最近のわたしは思っています。
……と、言いつつも。
脳味噌も、老化します。
有機体ですからね。
なので、情報処理力だって落ちていくでしょうから。
ジャネーの法則については。
わたしもそのうち、適用されるんじゃないかなーって。
そう、思っていますが。
あー、いつになることやら。
早く死にたいんです、わたしって。
だから、時間の流れが早く感じたほうが。
個人的には、ありがたいのですが。
そう思っているうちは──この体感のまま、だったりして。
それは、困るなぁ。
一生、このままな気しかしないんです。
これも、若さゆえでしょうか。
この手がシワだらけになるのは──いつのことやら。