koihaouka’s blog

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

AはAでも

こんなことがありました。

とある会社に電話連絡をしたところ。

 

わたし「かくかくしかじかで」

向こう「あのねぇ、担当がいま不在ですからぁ、こっちとは別にFax送ってほしいんですけど」

わたし「はい、ではお送りします」

向こう「Fax番号分かりますかぁ?」

 

……と言う。

なので調べたFax番号を伝えて絶句させておいたわけですが←

 

それが、別にお電話を差し上げたところ。

こんな感じに、なりました。

 

わたし「(上と同様に)かくかくしかじかで」

向こう「(落ち着いたトーンで)はい」

わたし「よろしければ、お願いできますでしょうか」

向こう「(促すように)──はい」

わたし「ありがとうございます。何とぞ、よろしくお願い申し上げます」

向こう「──こちらこそ、よろしくお願い申し上げます」

わたし「では、失礼いたします」

向こう「(一拍置いて)失礼いたします」

 

……と。

前者のほうは、かなり横柄な印象を受けました。

 

客に向かって「あのねぇ」もそうですが。

「Fax番号分かりますかぁ?」と言うくらいなら最初から言えばいいのです。

 

非常に、残念な印象を受けました。

金輪際その店には立ち寄りません。

 

一方で。

後者のほうについては、言葉少なではあったものの。

 

話しをしてもよいと思わせるような。

落ち着いたトーンで相槌を打っていただけるので。

 

スルスルと、話したい内容が出てきましたし。

こう言ったかたは客の見定めに長けていることが多いため──こちらも弁えた対応ができたように思います。

 

えぇ、本当に。

電話応対でこんなに違うモノなんだなと思います。

 

格の違いと言うモノを、体感できた──とても。

とっても、印象深い、出来事でした。