夢中な事柄について。
楽しいと思うことができても。
周囲に取ってみれば。
共有しがたいモノですので。
周囲も一緒に楽しんでもらうには。
そりゃあもう、夢心地になってもらうしかないのでしょう。
夢の国にようこそ、と。
あれはテーマパークだからいいのです。
体験型だから、面白い。
これが本当に夢なら、明晰夢じゃない限りぼんやりしていて。
現実だと醒めるようなら。
あの場を純粋に楽しむことが適わないことでしょう。
……ところで、わたしの場合。
夢の中では獣ですので。
あちこちで飛んだり、刎ねたり、潰れたり。
吸ったり、入れたり、絞めたりしているわけですが。
某精神分析の祖が言ってた番人はいつ仕事してるんでしょうか。
今すぐしないと一生目覚めないことを誓ってしまうのですが。
なーんて、思っていると。
だんだんと目が冴えてくるから不思議です。
「夢の国はここまでだ」と言うことなのでしょう。
嗚呼、世知辛い──あれ?でもですよ。
明日、休日ですか。
あー、そうですか。
あと、これから夜ですか。
じゃあ、眠ればいいことありますね。
……よし、眠る準備しましょう。
最近、早寝早起きを励行するダメな大人になってしまいましたが。
せっかくなので、もっと落魄れるといたしましょう。
え、何言ってるか終始分からない?──安心してください。
わたしも、わかりません。おやすみ。