磨りガラスを覗くかのような
考え事をしている。
つまり──えぇ、なんと言いますか。
人と向き合えば向き合うほど。
わたし自身がなんの衒いもなく。
なんの実感もなく。
自身がポジティブもしくはネガティブな感情を持っている。
なんて、印象付けられることを。
知るのですよ。
これは、わたしにとって。
得意なことなのでしょう。
そして、わたしが実際にそのように感じていない。
と言うか、何も感じていない者だと言うことを見抜くかたは。
恐らく、この人生に於いて。
それほど、いないのだろうなぁと思うのです。
……思えば、大学の恩人が。
「きみを真の意味で理解できる人間は、オレを含めて全国に50人ってトコかな」と言ってたなぁと。
──いいことです。
わたしにとって、願ったり叶ったりな状況なのです──それって。
考え事を、している。
悪巧みが、止まりません──あははっ