囚人かく語りき
こんなことがありました。
……え、そんな始まりのブログ記事を昨日読んだ?
えぇ、気のせいではありませんよ。
関連はしないですが、関係はありますし。
コストパフォーマンスの話をしたかと思います。
行き過ぎたコスパ主義で己を滅ぼした容疑者の末路のことについて。
今回は──その、容疑者の末路について。
……は、特に何もないのですけども。
コストパフォーマンスの話について。
関係した話を思い出したので、ちょっとだけ。
書いてみようかなと。
あれは、そろそろ家に帰ろうとしたときのことです。
ちょうど、知り合いに挨拶して帰路に着こうとしていたときに。
「若い人ってドライなところがあるよね」と言う話になったのです。
こっちがドライって意味ではなく。
欲に囚われず、損得勘定で動く傾向にあるよね──と言う意味で、話をされたんですよね。
それに対して、こちらの返答は勿論。
コスパを求めないとあっと言う間に底を突くのが目に見えてますから、と言うモノでした。
例えば、給与面。
福利厚生関連もそうですが──税金として差し引かれるモノが多いですね。
2割で済むでしょうか。
そのあと、生活するための資金としてやり繰りしなくてはならないのにです。
そして、さらにそこから。
諸々の経費が差し引かれていきます──年に1度引かれるアレとかですよ←
と、なると。
どんどん、節制する必要に駆られますね。
そして、どうせ節制するなら。
楽しく節制する方法を模索し始めるのもまた、一興とは思わないでしょうか。
今や出歩かなくとも。
部屋の中で娯楽が完結する時代であり。
運動したくなれば、それも部屋の中で。
外を出歩きたければご自由に、とできてしまいます。
そして、自由に行動するには。
酒やタバコは寧ろ、コストパフォーマンスを低下させる要因でしかなく。
場合によっては、自動車を持つことについても。
購入費用だけではなく、維持費から自動車税から保険料から何から引かれていくわけで。
徒歩や公共交通機関に慣れている人にとっては。
なぜ車なんて持つんだろう、と思えてきても。
仕方のないことと言えます。
……え、自動車免許は身分証明書になる?
それも、どうなんでしょう。
今や、マイナンバーカードがあると言うのに。
あれって、発行するのに原則。
費用はかからないんですよね──では、免許を取る費用はどうかと言えば……………はぁ←
それと、働いているかたや。
賃貸で暮らすかたなら分かると思いますが。
駐車場利用代金も、取られるんですよね。
公共交通機関を用いていれば、発生しない筈のモノが。
しかもこれ、通勤手当として出ないところが殆どなんじゃないでしょうか。
通勤に必要で使うのに、出ないんですよね。
モロに引かれるわけです。
……あとは………………すみません、これ以上挙げるのもコストパフォーマンスが悪そうなので。
しょっ引かれる事柄についてはこの辺で、留めておきます。
んー……田舎に住んでいますが、未だによく分からないんですよ。
なぜ、車が欲しくなるのだろうと。
辺鄙な場所に行き易いのは、間違いないわけですけども。
今まで、徒歩や自転車や公共交通機関に慣れ親しんだわたしとしては。
「それで行けないならそれでいいんじゃない?」──と、思ってしまうのですよ。
足を用意できないなら、それまでだと。
そして、車は道路しか走行できないですが──二本足だとそれ以外のトコも、歩けてしまいますから。
車を運転することにも、しないことにも。
一長一短がありますし。
どちらも、行けるところと行けないところがあるわけなので。
わたしはと言うと──車は自分にとってコストパフォーマンスが悪いからいいや、と。
いらないや、と。
結論付けてしまったわけですよ。
必要でもないモノを必要だと思い込んで。
他の人もそうだからと自身を納得させようと押さえ付けるなんて。
あー、コスパが悪いなぁって。
そう、思うんです。
……と言う話までは、しなかったですが。
あれこれ立ち話で知り合いと、色んな話をしていましたね。
10年来の負債を数ヶ月前に完済した話とかもしましたし。
こう言う話、リアルであんまりしないんですが──自分でも驚いたくらいです──それくらい、話してて楽しかったんです。
なので、また機会が合ったときにでも。
知り合いと会ったら話をするんだろうなと……え、コスパ?
わたしにはこれが、得にしか思えないですよ。
面白い話はそれだけでいいモノです──いいモノは決して、なくならない。