仕事をするとは何か。
──と、訊かれれば。
「顔を作ること」
と即答するのが、常です。
人と接する機会を強制的に与えられる環境に晒されるので。
顔を作ることが、必要になってきます。
フルリモートでも、関係のないことです。
画面越しに人を相手にしているわけですから。
依頼主に合うように。
手を変え品を変え──顔を作る。
これが、仕事なのだと思うのです。
そして、それがだんだんと──自身を形成する一部となっていく。
ここで、無理をすると。
自身に適合てきない顔を象り続けることになるわけですが。
それは、かなりキツいことですし。
自身に嫌気が差しますので。
その際には、遠慮なく。
別のことができないか、検討してみるといいんじゃないかなぁと。
かれこれ、数回転職を経験しているわたしは思うのでした。
学校も同じですよ──転校なんてできるならすればいいですし。
休学も、退学も、再入学も。
できることなら、やってもいいと思うんです。
やってみなければ、分からないことばかりですが。
少なくともわたしは、なんとかなりましたよ。
……高校、進級できなくてカンストするだけ留年した挙げ句に中退した人が。
このように申しております←←←
──まぁ、わたしと同じ生き方に憧れてその通りやろうとする人が目の前にいたら。
全力で止めますけどね──いや、だって。
地獄の始まりですから、それは。
今までの自分を殺して、新しい自分に生まれ変わりたいとか。
どれだけハードモードであろうと。
自身でなんとかする気概のあるかたは、ご自由に──と、言ったところです。
ですが──この生き方ってかなり楽しいですし。
刺激的であることについては、約束しますよ。
際限がなくなるので。
──あれ、気付いてしまいましたか。
そうですよ、半ばから悪魔の囁きをしておりました。
さぁ、あなたは、どう、生きますか?
どんな顔を、持っていますか?
笑っているモノが多いですか?
それとも。
嗤っているモノが、多いですか?