人様の料理の真髄と言うのは。
病人食を如何に美味しくできるかにかかっている。
なんて持論が、あります。
比較的簡単に、食べ易く、美味しいモノを作ることができるならば。
どうにでもなるしなぁ、と。
最低限の行いで生きる糧のクオリティを保障できるなんて。
いいと、思いませんか。
と、言うことで。
体調が悪いときには、病人食を作ります。
嗅覚がお亡くなりになってても、美味しいようにです。
それでいて、お腹に優しいようにです。
そして、温まるようにです。
布団に潜ってちょっと活力が湧いて。
眠るのが勿体なくてちょこっと本を読もうと思ってしまうような。
そんな、病人食を作っています。
本当にあれって、不思議なんですよ。
普段、お粥なんて食べたくないのに。
あのときに作るお粥って、すごく美味しく感じるんですから。
何も加えなくても、もちろんいいのですが。
ちょこっとだけ、生姜をすりおろしたり。
お塩を入れたり。
お出汁を加えるだけでも、満足できるモノができます。
うどんも、クタクタに煮たくなるんですよね。
具材はこれも、クタクタに煮た薄切りの玉ねぎと言うシンプル具合。
1人前分の土鍋に入れたなら、中心に生卵を落としたりもします。
そしてやっぱり、生姜を入れたり。
それだけでも、充分に美味しいモノができるのですから。
いいモノです、病人食って。
ただ、あれを食べたくなるときって。
大抵、風邪を引くかもしれないときなので。
気を付けなければならないわけですが。
今はどうかと言うと……んー…………………………
大丈夫じゃないかと。
えぇ、たぶん、おそらく、はい。
──嗚呼、また体調不良になりたいなぁ。
こう言うと結構な確率でドン引きされますが。
事実ですので、仕方ありません。
好きですよわたしは──大病は別にして。
ところで、皆さんは──あなたは。
体調が悪いときにしていること、何かありますか?
そして、このようなド変た……こほん。
ド変人にお勧めの美味しい病人食に心当たりがあるかたは、お知らせください。
ではではー
今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」