「好きって、絶望だよね」
と言う、セリフがあります。
これ、好きなんですよね。
どちらに転ぼうが結果が見えている、だから──絶望。
絶望とは、万能であり。
何を抱こうが、絶望せざるを得ないようなどん詰まりなわけですが。
何をしようが。
待っているのは──真っ暗がりのみ。
それを、絶望と。
好きなのに結ばれない、好きになってもらえない──と言う、比較的ライトじゃない。
相手も好きなのに──互いに待っているのは破滅だけ。
泥と涙と暴力と血と汚物でぐちゃぐちゃになった未来しか視えないしあり得ない──ゆえに。
絶望、と。
ギリギリ及第点をいただけそうなくらいに書くと、こんな感じですね。
なんの小説かと言えば。
敢えて書かないでおこうと思うのですが。
さっくりと読める小説なので。
よろしければ、探してみてください。
え、ヒント?
お伝えしたじゃないですか。
え、絶望しそう?
何を言うのですか──それを人は、希望と言うのですよ。