ニルヴァーナ
「おいおい、痛みを悪いものみたいに扱うな。痛みはいいものだ。悪いのはあくまで傷。前後を間違えてはいけない。私達には痛みが必要なんだ。それが、どんなに苦しいものだとしてもね。(以下略)」
以前に──そのときは哲学書としましたが──書物をありがたがっている人は。
そのなんたるかを分かっていないだけだと思う、と言及したことがあります。
その中に書いてあることを纏めたモノは、墓場のようなモノで。
中を読んで漁ろうにも、それは墓を暴くことと同義で。
自身を貶めるだけ貶め。
余計な重荷を背負うだけだから──と言う理由については。
今回、初めて言及しましたが。
まぁ、某所で話したことも文章は違えど似たようなモノなんですけどね。
それは置いておいて。
本の話。
別に、本を読むことが悪いと言うことではないのです。
好きな本を読むことに罪はないですし──実際、僕も好きで色んな本を読みますから。
ジャンルを問わず。
もちろん好みがありますので、偏りがちですけどね。
少なくとも、哲学書は僕にとって好ましいモノではないですし。
自己啓発書なんて以ての外なので。
読みすぎると、食傷気味になりますね。
あぁ小説も読みてぇなぁ、と←
ですが、そう言う自分にとって好ましい本を読まないことには。
自分の世界を開拓できない気がして。
拓かない、と言う選択もありですが。
それにより拓けなくなったらと考えると。
恐ろしいですから。
そこには痛みがないので、楽なんですけどね。
多少痛んでも。
それに伴うバックが期待できるのであれば。
僕はとことん、痛むほうを選びます。
それで間違えて死んでしまったら──少しだけ、残念かもですけどね。
……そうそう、痛みはよいモノです。
ただ、ですね。
腹痛を耐え忍んでまでこれを書こうとするのはちょっと、おかしいような?
馬鹿なの?……死ぬの?
──あぁ、痛い……
やっぱり痛いのは嫌だ、早く鎮まってくだせぇー!!