職場から借りていた本を返し終わりました。
偉いぞ僕──褒めてあげる、さぁ働け←
いや、3連休なんてとうの昔に終わったんですよ。
外に出て感染のリスクと戦えや、と←
もう、ずっと在宅勤務でよい気がしてきますね。
そんなに会社の共有で用いているソフトって外部で使えないモノなんでしょうか。
持ち出せるってこと自体がよろしくないのでしょうけども。
でもそれって──微妙な話ですよね。
人の記憶力や情報処理力なんてピンキリなんで。
やろうと思えば書類の中身やテンプレートを暗記して外部で作成する、なんてことも。
不可能ではないと思うのですが。
あれってバレるモノなんでしょうかねぇ……バレるとヤバいってトコで、やらないだけな気がしますが。
……考えてみると、面白そうですね。
個人的に作ってみましょうかねぇ──雛型書類の模造品。
経理に持っていくようなモノとか。
実際に使ったらまずいですが──下手したら馘でしょうし。
あぁ、でも。
想像してみたら、すごくワクワクしてきましたよ。
やってみよ。
あははっ
……それにしても。
在宅勤務ってそれほど悪いシステムじゃない気がするんですけどね。
少なくとも、僕はそのほうが捗りますし。
1人のほうが気楽ですからね。
──え、実際に記憶できるのかって?
僕は記憶の再生が苦手なので、難しいでしょうが。
システム上、そんな外部持ち出しがダメだから。
内部でしか行わないことで機密保持を──なんて考えに疑問を抱いてしまうんだよなって。
そんな話です。
知り合いでいるので──記憶の、ギネス級の超人が。
……と言う事実はもちろん、信じるのですけども。
基本的に僕、相手の感じていることや思っていることについては信じない人なのですよ。
ただ、その人がどんな表情でどんな生理反応を催して。
何を言ったか──その、事実くらいは信じるってだけのことなのです。
人の記憶力なんて、最たるモノだと思います。
記憶できているかどうかを量る指標なんて、その人が示してくれるまで分からないじゃないですか。
つまり、こう言うことですよ。
その人の記憶力についてアレコレ考えようとしたところで徒労であり量り知ることができない、と言うことなのです。
記憶力がいいフリをすることも。
記憶力が悪いフリをすることも──できるのですから。
なので、内部統制の一環で外部に持ち出さないように各々で努める──なんて。
些か、個々人の良心に依存しすぎている感があるよなぁと──思う僕は、考えすぎでしょうか。