明日にはYahooで3.11と検索を
時折。
墓地を散策したくなります。
誰かと、ではなく。
一人で、です。
なので、お彼岸が近いからと言うよりも。
そんな気分なのだろう、と言うのが。
建前なしの。
本音、です。
だって、落ち着きませんか?
その場にいるのは、永眠っている者ばかり。
いたとしても、彼らは。
永眠っている者に注意を向けていて。
こちらには、誰も注意を払わない。
そんな場所って、ひとりぼっちで──自分だけの世界にいるようで。
対話するとしても、僕のイメージか。
草花や、飛び交う鳥達相手にくらい。
そんな、長閑な場所を。
好まない理由なんて、あるでしょうか。
──なんて。
僕は思うのです。
できれば、誰に看取られることなく。
この世界から消えることができれば──と、思わずにはいられません。
墓地を散策していると、いつも思うのです。
できるだけ、ひっそりと──永眠りたい、と。
──あぁ、もう10年経つのですね。
明日も、自分のために──禱るとします。