ボーナスの時期です。
なんとまぁ、ありがたいことです。
前の職場では。
月給の他にボーナスと言うのが、なかったので。
今でも、新鮮な面持ちになります。
変な感じがしますね、端的に言って。
本当に戴けるんだろうか、とも思います。
僕の今までの人間関係を振り返ってみると。
期待させておいて、取り上げる。
なんて下種の極みのような人種との付き合いが長かったモノで。
そのせいか──それとも、生来のモノのせいか。
人に期待しない大人になったのですけども。
戴けなかったら、戴けないで。
それなしの生活を考えればいいですし。
それで死ぬことになるのであれば。
そんなギリギリのやり繰りしかできなかった自分の無能さを認めればいいですからね。
しかも、最悪死ぬだけ……とも、ならないわけで。
最悪が生活保護の申請ですよ、コレ。
こんなの、死ぬだけの理由にもならないのですよ。
申請するくらいなら死んだほうがマシ、と言う人がいますが。
そんな制度も知らずに追い込まれて死んだバカ、と思われるほうが。
僕、嫌ですから←
と、言うことで。
僕の想定する最悪をそれこそ最悪の場合、取る羽目に陥っても。
別にいいや、と思えるくらいには。
地獄を経験したことあるかもですよ──と、匂わせておいてっと。
もし、戴けたら。
使い道は決まっているのですよ。
母が、掃除機を欲しがっていたのです。
軽くて、静かで、使い易い掃除機を。
それを、買いにいきますよ。
それでもし残ったら……そのときは。
ちょっとだけ、自分に使います。
それくらいであれば──僕は僕自身を、許せるでしょうから。