双子を感じる
誕生日を迎えたようです。
またまた、素数歳になりました。
次は……少し後ですね。
態と〝少し〟と形容しておきます。
……いや、こう言うのは。
漠然としていたほうが、いいので。
じゃないと、バレちゃいますから。
こちらの、年齢が。
──この歳になったので、と言った抱負については。
特にありません。
ただ──日々、邁進し。
感謝することがこれからもできればと、思うばかりです。
つまり、いつも通りの日々を送ることができると。
こちらとしても──思い残すことはないなと。
……え、そこでツッコミ入れます?
いつもあらゆることに感謝していますよ。
何にって?
そんなの、言えないですよ。
言えるだけの少ない対象にのみ。
感謝しているわけでは、ないですもの。
意識的にしろ。
無意識的にしろ──です。
……あぁ、この先も。
どうか、悔いのない人生を──そして。
わたしがわたしで。
これからも、ありますことを。