読書量を例年に比べて落としていても。
「読む量がすごい」と言われがちです。
そして、こんなことを言われます。
「どうやったらそんなに読めるのか」なんて。
それに対して。
僕はこう答えています。
『読みたいと思えるときにすぐに読み始めます』と。
すると、「読みたいと言うときが……」と言われることがあるので。
(そんなら訊くんじゃねぇよ……)と思いながら。
『読み進めているうちに読めるようになります』なんて返すのでした←
……いや、本当の話です。
最初、つっかえつっかえだったとしても。
言葉の端々に、リズムを奪われたとしても。
ずっと読み進めていくと、読み方が分かってくるんです。
と言いますか、目が慣れてきます。
すると──そのうち、『ここまでにしよう』と思っていても。
次の文章に目が行ってしまい。
また読み進めてしまう──なんてことが起こります。
そうしているうちに。
あっと言う間に、1冊の本を読了してしまっているのです。
なので。
まず、読んでみればいいんだと思うのです。
できれば、他に何もないところで。
誰も何もない、そんなところで。
スマホなんて電源を落とすか。
遠くに投げつけてぶっ壊しておくといいんじゃねぇですかね←
……え、僕?
昔は血気盛んでしたからね、あはは←
……こほん。
そんな感じで本を開けば。
自ずと、読めるようになります。
……本当に読みたければ、ですが←
僕に直接訊いてきたかたは、どうでしょうねぇ。
可能性は低そうな気が──まぁ、あのかたはあのかたってことで←