koihaouka’s blog

ごゆるりと、ゆるゆるなさいませ。

ピンチが合わないのですが

いま思うと笑い話で済ませられるような。

されど話すかたを選びたくなるピンチ、と言えば。

 

社会人になって。

自暴自棄になっていたときに。

 

勝算のない投資話に乗っかり。

そのまま破産してしまおう、そして死に易くしておこう──なんてことを計画したにも拘らず。

 

案外、借金を抱えてもなんとかなってしまい。

最近、完済してしまいました──と言うことでしょうか。

 

学生時代に2度、自殺を図って失敗しておりまして。

もう自分で自分を殺すのは無理かぁ、と思い始め。

 

じゃあ、社会が僕を殺してくれればいいんだ、なんて。

思ったモノの──案外セーフティネットは拡充されており。

 

生きている限りは考えることも。

動くこともできるためか──抱え込んだ借金が、見る見る小さくなっていき。

 

最終的に、なくなってしまうと言う。

返済しているうちに思いましたもの──あ、これは死ねない、と。

 

……それに、僕の性格から考えてみると。

抑も、社会に殺してもらおうとするのは無理があったんですよね。

 

痛いのとか苦しいのを経なければ死ぬことは難しい……なんて。

そんな健康体に生まれてきたわけですけども。

 

そのために、身体的にしろ精神的にしろ。

経済的にしろ殺しにくるかたと言うのは当然。

 

こちらに、苦痛を与えてくるわけです。

それを僕、迎撃してしまう癖がどうしても抜けなかったんですよ←

 

やられっぱなしが嫌だと言いますか。

転んでもただでは起きない、と言いますか。

 

なので、社会に殺されようとしていたときにも。

最終的に殺してくれた社会が最大限の迷惑を被ってくれればいいわけで。

 

その過程に於いて、社会に迷惑をかける義理はないなぁなんて。

変に達観しておりましたゆえ。

 

結局、僕が借金を抱えていることは疎か。

抑も僕自身が自殺を図ったことすらも、周囲の人には知られていなかったんじゃないかなって思うのです。

 

そして、今でも。

そんな人間に見られないので──不思議なモノだなぁって、思います。

 

実は、けっこうな社会不適合者であり。

復讐鬼なんですけどね──僕って。

 

なので、如何様にして。

この憎悪を昇華してやろうか──なんてことを、どっかで。

 

やんわりと、考えてしまっている。

そんな人をぬるま湯で殺そうなんて──土台無理な話だったんだなと。

 

最近、勘付いてきました。

つまるところ僕は、けっこう無駄なことをしてしまったわけです。

 

今では至極安全めな資産運用をしておりますけども。

借金返済のために安全資産の構築自体はそれほど進んではおりませんし。

 

じゃあ、これからは殺されにいくような愚行は犯さないのかなんて訊かれれば。

「さぁ?」と言う感想しか持てないわけで。

 

嗚呼、懲りないなぁ僕は。

なんて、悪びれもしないのでした。

 

──それにしても。

この自業自得なモノ、それなりに大きな事件だった筈なのですが。

 

人生最大のピンチかと言われると。

ちょっと、疑問なのです。

 

そう言うのって、幾つもあって。

どれも等しく、自身にとって最大のピンチなんですよね。

 

今回、パッと思い付いたモノが。

以前にも紹介したような事件だったので、また書きましたが。

 

それとは比べモノにならないような。

人生最大のピンチ、なるモノを迎えるかどうかについては。

 

もう少々。

生きてみないことには、分からないんだろうなと。

 

そして、分からないまま人生を終える可能性もなきにしも非ずなのですが。

言ってしまえば──それが。

 

人生最大のピンチ、なのかもしれません。

経験主義の僕にとっては──なんて。

 

皆さんには──あなたには。

人生最大のピンチ、どんなのがありますか?

 

今週のお題「人生最大のピンチ」