自分の通っていた小学校。
工作にするか、自由研究にするか。
選ぶことができたのですが。
大抵、工作を選んでいました。
何か作れば。
終わるから、ですね。
自由研究の場合には、少々日を要しますので。
コスパが悪いなぁと、思っていたんです。
将来、やらざるを得ないときが来るだろうし。
そのときは好き好んでやるだろう、とも思っていましたから。
寧ろ、将来やらなくなるようなことを。
子どものうちからやってしまえ、と思っていた節がありますね。
……えぇ、嫌な子どもだったと思います。
そう感じさせない子どもでもあったので。
言ったら終わり、と言うことについては。
あんまり言わない人でも、あったわけですが。
さて。
そんなわけで、自由研究なんてほっとんどやらなかったのです。
ただ、工作するにしても。
できのよいモノを作ろうとすればするほど。
自由研究で行うべきことを。
工作でも流用する必要があることに気付くわけですね。
例えば──工作で、パチンコを作ったわけですが。
勾配を上手く作らないと、目的の道筋を辿ってくれないわけです。
あらぬ方向に行って、コースアウト。
なんて、リコール対象まっしぐらな出来になりかねません。
そう言うとき、製作時点で。
試行錯誤する必要が、あるわけですね。
それって、自由研究も同じなんです。
ただ、そこまで試行錯誤していると考察に費やす時間が少なくなると言うだけで。
軌道修正して、想定できるルートを考察し。
その通り行くかを、道端で拾ったパチンコ玉で幾度も試行する。
100回やって、大丈夫だなぁと思いきや。
完成目前にして軌道がずれて、解体してやり直し。
なんてことも、ありました。
そうして、上手くパチンコを作った記憶がありますよ。
……物理音痴のわたしがよくやったなぁと思います。
いや、感覚的には分からないでもないのですが。
筆無精なのですよ、わたしぁ。
と言いつつ話しているうちに、頭の中で図示したモノが溶けていくんですよねぇ。
じゃあ書けよ、と言う話ですね。
筆無精なのですよ、わたしぁ。
と言いつつ話しているうちに、え?もういいですか?
そうですか。
と、言うことで。
皆さんは──あなたは。
どんな自由研究、していましたか?
今週のお題「自由研究」