髪を切りに行くとしましょう。
そろそろ、うざったくなってきました。
ここずっと、伸びるのが早くなってきたので。
もう少し、スパンを短くしてもいいかもしれません。
「失恋した?」と言われるくらいに。
バッサリと、切っちゃいましょうかねぇ。
自分で自分のことに。
イライラしても、仕方がないですから。
──んー
健康的な生活ができているってことなんでしょうけども。
昔よりかは、身体ケアをするようになりましたし。
少しは、人間らしい生活に慣れてきたのやもしれません。
ひと昔前までは、いつ。
健康を害して死んでもいいよと思っていたんですけどねぇ。
人の考えることって、だいぶ変わるモノです。
えぇ、いいこと──いいことでしょう、これは。
……え?
いつ死んでもいいとは、思っていますよ。
そのときは、そのときですから。
でも──生き方って、あるじゃないですか。
健康なほうが得だと言う話なのです。
死にたくないと言う話ではありません──つまり。
生きたい、と言う希望はないですが。
死にたい、と言うことでもないのです──だから、いつ死んでもいい。
ちょいと西側の血腥い映像を眺めていても。
その気持ちは変わらずでした──あぁ、でも。
すっごく、お腹が空いたんですよね。
世界史を勉強しているときにも同じだったのですが。
これも、そうなのでしょう。
世界の縮図を観ていると、すっごくお腹が空きます。
──嗚呼、箱庭は何一つ変わらないのに。
みんな壊れてバラされ並べて曝されていく──この繰り返し、悪くないですね。
よくもないですが。
悪いこともないのです──この世界は、できすぎてはいないから血腥く。
できているから、再生する。
再生し続ける──その繰り返しにわたしがいる、と言うだけのことです。
硝煙と夥しい獣の匂いが充満していて。
思わず──舌舐めずりしてしまいますよ。