騙し騙されつ②
では、更新しましょうか。
昨日のブログ記事の続きなので、よろしければ御笑覧ください←
https://koihaouka.hatenablog.com/entry/2022/06/09/190000
えぇ、お浚いしますと。
「進んでカモになったけども食われる前にネギを幾つも背負ってこられたのでその話でも」ってことでした←
で、今回は続きです。
投資関連の話ですね。
……まぁ、これはけっこう根深い話なのですけども。
わたしの家族関係ほどは根深くないので。
つまみ程度には楽しめる話にはなるかと思いますよ。
だってそろそろこれにより生じた問題、解決しそうですし←
と、言うことで。
えー、そうですね。
昔々、あるところに。
社会に殺されたいと願う死にたがりがおりました。
そいつは、あるとき。
届いていたメールマガジンの案件に。
自動売買システムによるFX投資のモノが混じっていることに気付き。
もしかしたら……と思い、コンタクトを取ったのです。
そして、相手から褒めて伸ばされ。
自動売買システムの案件を、紹介されるに至ります。
そいつは、思いました。
当たれば非常に大きい案件だが、詐欺だろうと。
されど、そいつは死にたがりだったが故に。
「最悪死ぬだけだし、死ぬ口実ができれば死にやすいから別にいいだろう」なんて思い。
書類にサインしたのでした。
……あ、連帯保証人の話は全くなかったとのことです←
あったら、やってなかったんじゃないですかね。
自分の勝手でやらかしたのに誰かが首を吊る羽目になるのは如何なモノかと思ってたでしょうし。
えぇ、変なところで倫理観が強い死にたがり。
それが何を隠そう──わたし、だったのです。
……。
……………信じられますか、センター倫理に関しては9割を下回ったことがないのです←
閑話休題。
そして、1年ほどその詐欺グループの世話になりまして。
借金を抱えて足を洗いましたとさ。
総額は……んー、どれくらいでしたっけ。
10万円?
100万円?──いや、もっとでしたね。
以前、福祉関係のかたと話をしたときに。
「そのときの代償として借金返済中なんですよ」と言ったところ。
『そう言うので50万円もスった人、稼ぎも少なくて自己破産したからね、大変だよね』と言う。
なんともスケールの小さな話をされてしまったので、口を閉ざしてしまった記憶ががが←
……それくらいの額でも返せない人は返せないんだなぁって。
そんなことを思った記憶があります──だって、わたし。
その10倍じゃ利かないくらいの額だったんですもの。
……これ以上は、書かないことにします←
と言うか、書けないです。
この借りた先と言うのも、地銀サラ金諸々あったのですが。
いちばん多かったのは、当時共同体関係にあり悪友だったかたで。
やらかしたときには流石に、申し訳ないなぁって思いましたね──何十年かけてでも返さねば、と。
だって、自分の落ち度で人様に迷惑をかけると言うの。
すっごく、嫌なので──悪友だろうと、親友だろうと同じことです←
ところがそのかた。
突然、電話を寄越したと思いきや。
こんなことを、言うのです。
『無茶振りですが、50万円貸してください』と。
……いや、「無い袖は振れない」と言うところではあったのですが。
そもそもそちらに返済する身で、あまり強くは言えた立場じゃないけどあなたの足を舐めて生活しなければならないような立場ですよわたしは……なんて思っていたのですけども。
なんだか、当座のお金が別のことに使用して手元にないので。
それを貸してほしい……と、言うことだったらしいのですよ。
なので、貸すことにしたわけです。
クレジットカードのキャッシング枠を掻き集めて←
それから振り込んで話をしたら。
感謝されたので、戸惑ってしまいました。
なので、上京するように呼ばれたときにも。
喜んで向かいました──間違ったら殺されるよなぁとも思いながら←
ですが、それはそれでよいと思う自分がいたのです。
だってわたし、死にたがりなので。
……え、話ですか?
無事に終わって、代わりに色んな案件を紹介されました。
登録するだけなのでやってほしい、とか。
あわよくば1円から投資ができるので投資してみてほしい、とか。
つまり、紹介料が入るシステムらしく。
わたしは紹介する人いないけどそちらはいいか、と言うと。
いい、と言うことだったので。
では──と、やるだけやってみたんですよね。
もちろん、深入するつもりはなかったですし。
向こうもそれを承知の上だったので。
けっこう、気が楽だったのを覚えています。
……それよりも、驚いたのは。
返済についてどうしていくかを打診したところ。
こう言われたことです。
「え、もう返してくれたじゃないですか」と。
……いや、50万円返しただけですよ、と。
すると、相手はきょとんとした顔でこう言います。
「えぇ、50万円貸してくれたじゃないですか」と。
……。
………………すっごくありがたいけど、いいんですか。
とは、言わなかったです。
ただ、「ありがとうございます」と返した記憶があります。
せっかく戴いた資産をドブに捨てるようなことをしたことを謝りたかったのですが。
それはそれ、これはこれと考えているようでした──えぇ、未だに。
そのかたがなぜ許したのか。
何か裏があるんじゃないかと思わずにはいられないのですが。
わたしは、そのままにしてあります。
なぜでしょう──そのまま残しておかないと、いけない気がするのです。
せっかくだから。
せっかく──だから。
どう、せっかくだから?
それは──だから。
……今のところ、話したい内容については書けたと思います。
けっこうなしくじりを経験したよなぁって、今でも思いますよ。
それに、当時の悪友にも迷惑をかけましたし。
知らないだけで、方方に迷惑をかけたんじゃないかなって。
ところが、です。
わたし、それほど申し訳ないと思っていないのです。
所謂「人として」申し訳ないと思えたほうがいいのでしょうけども。
どうやらわたしは、その感覚と言うのが欠けたままのようなのです。
それは、生来の性質と言うのもあるのでしょうけども。
どこか後天的に培われた性質と言うのも、あるのでしょう。
もし、わたしが何度か言及している『最悪』に見舞われるとしたら。
その性質により最悪な災厄を得ることになるんじゃないだろうかと。
そう、思うわけです。
──と、言うようなことをした人間ですから。
人並みに幸せになりたい、とか。
人よりも不幸になりたい、なんて。
そんなことを考えることが。
まるでないのです──あるとすれば。
人として生まれたからには。
人として生き、人として死にたい──それだけなのです。
……え、これで得していることはないのかって?
あ、それ書いてませんでしたっ!!
あー、すみません。
書きたいところなのですが──めっちゃ長くなっちゃいましたね。
なので、明日書きますね。
ではまた明日!──生きてお会いしましょう。