コーヒーが好きだと言う人に。
好きな生産国を訊いたら答えに窮される。
なんて経験を、よくします。
なんなら、「生産国で違うのか?」と訊き返されます。
それに対してのわたしの答えは。
「当たり前だろたわけがわたしはそう思ってます」なんですよね。
けっこう、違うモノですよ。
ブラジルのコーヒーは日本人にとっても慣れ親しんだ味わいですが。
平均的で個人的にはもう少し個性が欲しいですし。
少し北のほう──ベネズエラ、コロンビア辺りに行けばフルーティーなフレーバーが多くなりますし、
中米辺りだと、そこに黒糖系のフレーバーが入ってきたり。
スパイシーになってきたり、と言うモノが多くて面白いし。
スパイシーさで言えば、北アフリカ辺りのコーヒーは顕著ですね。
それでいて、シトラス系のしつこくない酸味が加わったりして。
東南アジア辺りのコーヒーも美味しいですよ。
アラビカでもちゃんと、美味しいモノがあるんですから。
あー、コピ・ルアクをいつか飲んでみたい。
製造方法を調べてみてください──あれ開発した人はよっぽど天才的なド変態だったに違いありません←
いやぁ、それでも。
わたしが、いちばん好きな生産国は。
メキシコですね。
今もあるんでしょうか、サン=フランシスコって。
……いや、紛らわしいんですよ。
メキシコなのにサン=フランシスコって名前でした。謎い。
カリフォルニア州にあるサンフランシスコからは。
だいぶ遠いとは、思うのですが……まぁいいや、それは。
続きいきますね。
えっと。
あの、芳醇な苦味とコク──そして甘味のあるコーヒーを飲んだときには。
衝撃を受けたモノです。
焦がしたキャラメル、と言いますか。
高濃度のチョコレート、と言いますか。
しかも、舌触りがシルキーで。
飲むと、余韻で脳がじんと痺れるんです。
本当に、美味しかったです。
それからずっと、メキシコやその周辺国が生産国になっているコーヒーを見つけると。
注文したく、なってしまっています。
……え、コーヒーなんてどれも同じ?
だまらっしゃい←
美味しいコーヒー飲んでから言え、です。
ナポリを観てから⚪︎ね、くらいのテンションで反論しておきますね、えぇ←
ぜひ、味わってみてください。
コーヒーって、本当に──美味しいんですから。