人間が完璧ではないことに。
久々に、感謝できたので。
そのことについて、共有をば。
最近、カウンセリングに出向いたのですよ。
個人で動くことが多い上に。
誰かからのアドバイスが欲しいと思うタイプではないので。
素人のかたとお話しすると。
余計な言葉がセットで付いてくることが。
屡々、あるので。
こう言うとき、心理カウンセリングのような。
プロのセラピストが相手をして。
こちらの話を促してくれる人がいればなぁと。
なので、収入面で安定したときには。
始めようって、思っていたんです。
で、その日がやってきたなぁってことで。
この前、行ってきたのですよ。
そうしたら、お香が焚かれた南国チックな部屋に案内されまして。
テーブルの上に、ちょこんと置かれたキャンドルがあって。
その灯火が、ゆらゆらしているような。
そんな、落ち着く雰囲気だったので。
あー、これが公的機関でやらないカウンセリングかー
なんて思いながら、自己紹介をして話したんですよ。
わたしは自分のことをもっと知りたいのです、と。
困ることはないけれどもそれは今だけで20〜30年後に生きていたとしてその自分も困らないとは限らない、と。
確固たる自分であると確信するまでは。
この揺らぎは続くだろう、と。
そんな事柄を、わたしからお話しできていたかと。
自分ばかり話をすることなんて、最近なかなかなかったモノですから。
相性は、悪くなかったんだろうなぁと。
それで、人心地付いて次の予約もして帰路に着いたわけですが。
そのとき、ずーっと。
幾つかの言い間違いについて、頭の中でぐるぐるしていたわけなのですよ。
あー、あれ言い間違えた。
ミスリードだったなぁ、次のときに訂正しよう……とか。
だって、わたしが間違えて発したことがそのままになっているなんて。
気持ち悪いんですもの、すっごく。
と、考えると。
やっぱり、こう思うわけです。
人間が完璧でなくてよかった、と。
だからわたしはまたあの場に行こうと思えるし。
その間、死なないようにできるって。
嗚呼──本当に。
善い学びでした。