体験談①
──ところで。
新型コロナワクチン接種後にどんな状態になったかについて。
サクッとしか、書いてなかったような。
食欲が増進した、なんてことは書きましたけども──それだと。
至って健康体じゃん、とか。
僕をご存知のかたが読んだら「ズル休みしやがって」と言われそうなので←
しっかり、リスクヘッジをば。
えぇ──その手の関係者が読んでいるなんてこと、ないと思いたいですががが←←←
まず、打ち始め。
「痛くない」とは訊いてましたが。
……んー、それほど痛くなかったです。
ブスッと挿されたなぁ……とは感じましたが。
ただ、挿していただいてから、少しずつ。
変化が現れていったのでした。
──接種してから5分経過した頃。
待機している時間がもったいなかったので、勉強道具を取り出して。
来月に行われる試験対策をしようとしたのですが。
何しろ机がなかったので、会場で頂いた用紙をバッグに仕舞おうとしたんですよ。
そうしたら……上手く仕舞えないんです。
……いや、まだ挿された腕は無事でしたし、利き腕には挿されなかったのですが。
問題は──モノを仕舞おうとしているにも拘わらず。
同時にモノを取り出そうとも、してしまっていることでした。
なので、手惑うのです。
どうしたいんだっけ……あれ、と←
なので、まずは。
勉強道具を取り出してから、用紙を仕舞う──なんてことを〝わざわざ〟決める必要性に駆られたのです。
──それに、おかしいと思いませんか。
なぜ、先にモノを取り出そうとしたのでしょう。
手元にあるモノを先に仕舞わなければ。
さらにモノで溢れ返ると言うのに。
……そう、なので。
僕の最初の自覚症状は──思考力の低下、だったと思います。
これが副反応だったかどうかは、疑問ですけども。
緊張状態だっただけでは、と言われるとそうですから。
ただまぁ、自覚症状であることは間違いないので。
書いておくとしましょう──そうそう、問題はけっこうすんなり解けましたよ←
その後は、文庫本を拡げたのですが。
だんだんと、腕が冷たくなっていきましたよ←
よく聞く自覚症状に、「接種した箇所が熱くなる」と言うのがありましたが。
僕の場合には、冷たくなりました。
それから、線虫がゆったりと中を這っているかのような。
もぞもぞと蠢いているような疼きが、接種した箇所にあって。
だんだんと、接種したほうの薬指が震えてきたのです。
パーキンソン症状なんて向精神薬を飲んでいたとき以来でしたから──えぇ、本当に。
懐かしい、なんて。
思ってしまいましたが……あれ、この感性ってズレてます?
思えば、職場のかたにも。
『副反応を体験できるのが楽しみで仕方なかった』と言ってみたら驚かれてしまったのですが←
……んー、僕は楽しみでしたけどね。
個人的にはですが──まぁ、次に出勤したら欠勤したことを詫びること前提の行為です、ハイ←
閑話休題。
それから、起こったことですか。
吐き気と眠気がひどくなりましたね。
接種後20分かかるかかからないかくらいのときに起こりました。
思った外、早めに副反応が起こり始めていたので。
これは接種会場にさらに待機させられるか、早々に熱を上げるかのどちらかだなぁと思いながらも。
本を読んで気を紛らわしていました。
すると──ピピピッと、タイマーが鳴り響いたので。
離席して、タイマーを返しに行ったところ。
「大丈夫ですよね?」と言われてしまったので。
あ、ハイ……と←
そうそう、なぜかそのときは元気になっていたので。
やっぱり、気のせいだっただけなのかぁ……と、思ったのも束の間。
バスの停留場所と逆方向へ進んでしまい、危うく待ちぼうけを喰らうところでしたっと←
……。
………………やっぱり僕、思考力が低下していたのは間違いないようです←
……と、言うわけで。
接種してから35分後までを、記録してみました。
もっと、書いてもいいのですが。
いい加減長くなってきましたし、後日続きを書くとしましょうかねぇ。
──自分の記録を書くと、なぜか長くなってしまうのですよ。
思ったことや考えていることなんかを書くとさっくり終わるのですが──えぇ、このことから考えると。
僕は間違っても。
武勇伝や来歴を濫りに語るべきではないんだろうなと。
もし、語るとすれば。
相手に求められたときくらいだろうなと──そう、思えたところで。
また、明日です。
ではでは。