不信人物A
人を信じないことにしています。
思っていることや考えていることが、事実ではない可能性が高いですので。
誰かが「甲があった」と言ったところで。
実際には乙でした、なんてこともザラですし。
『「甲があった」って言ったよね』と訊いたところで。
「乙があったって言ったじゃん」と言われるのもザラなのです。
なので、信じないことにしています。
ただ──その人がそのように言ったと言うその事実については。
信じることに、しているのです。
僕にとってそれが、真実だから。
──あぁ、ボイスレコーダーですか。
使うことありますよ、それで確認することも。
こればかりは、昔からの癖で抜け切らないのです。
いざと言うときの証拠を記録しておくことについては、です。
まぁ、許可せず取っている自覚はありますし。
外部に漏れるとよろしくないですので、満足行ったら消すようにはしています。
それに何ぶん、あれやるのも億劫なことが常なので。
ここぞと言うとき以外には使わないようにはしていますけどね──と。
たまに、自分が何をしているかを具体的に書きたくなるのです。
えぇ──こう言う日もあると言うことで、ひとつ←