れいめいのとき
一人が好きです。
夜が好きです。
静かな環境が好きです。
雨の日は明るくないですし。
音を消してくれるので。
大好きです。
……で、なんでしたっけ。
住みたい街、なのですけども。
一人でいてもいい街であれば。
そこがいいですね──例えば。
隣の人、誰が住んでいるかすら関心がない。
……なんてのが理想ですけども。
そうすると、防犯上問題があるので。
隣家がそもそも田圃を挟んで向こう──くらいの街がいいなと。
と、言うことは。
形態としては田舎がいいのでしょうけども。
田舎って、何かとオフラインでの人との繋がりを大事にしたがって。
干渉しっきりになりがちなのも間違いなく──えぇ、それはいただけませんね。
なので、そう言うのがない田舎。
それがいいですねぇ──え、そんな田舎は存在しない?
えぇ、そうそう。
そんな理想郷、なかなかないですよねぇ()
……あ、若しくはですね。
夜起きて朝に眠る行政区があれば、そこがいいですね。
僕、夜型なので。
朝起きるとキツいんですよね。
あと、視聴覚が過敏なので。
日差しを目の当たりにすると痛いですし、明るいと人が活動的になるぶんうるさいですから←
夜であれば、まぁ。
夜に活動する行政区だとそれなりに人が入り混じるでしょうけども──視覚については負荷が小さいでしょうから。
えぇ、そんな行政区。
住みたいですねぇ……え、そんなのはない?しょぼーん←
──ですから、僕。
けっこう、老後が楽しみなんです。
たぶん、夜に活動していても誰も文句を言いませんし。
夜に活動的になるような行政区にそもそも住んでいないので、周囲は変わらずに朝起きて夜に眠るわけじゃないですか。
となれば、僕はそのときには。
静かでのんびりとした日々を手に入れることができる──と言っても過言ではないですよね。
それに、それって。
自分の住みたい街を手に入れたも、同然でもあるわけです。
確かにこちらには町内会なんてモノがありますけども。
以前と比べて、オフラインの会合も少なくなりました。
このご時世だから、と言うこともありますけども。
僕が老後を迎える頃にはさらに、オフラインのオンライン化が加速していることでしょう。
となれば、もう。
僕を縛るモノと言うのは──僕くらいのモノ、なんじゃないでしょうか。
なので、いま住みたい場所と言うのは。
将来、達成しそうですし。
それまでに僕の寿命が来てしまったとしたら。
そのときはそのとき、くらいに思っておくとしますよ。
望むと言うことは。
そう言うこと、ですから。
──ところで、ですよ。
皆さんには──あなたには。
どんな街に住みたい、と言うのが。
何か、ありますか?
今週のお題「好きな街」