実は、ちょいと立て込んでいます。
想定の範囲内ながら、ですが。
前以て、用意していようと。
全て揃えていたとしても。
これでよいかと、疑ったら最後。
全て開封して、チェックしないと気が済まない人なのです。
荷物から離れた瞬間に、何か細工されているかもしれない。
用意した?──それは記憶違いではないか、とか。
そして、はたと気付くのです。
と言うか、毎度気付くのですよ。
いいや、それならば。
いつでもどこでも、今までの行いを疑い出して動けないばかりか。
今見聞きしている物事自体を疑わざるを得なくなるじゃないか、と。
そして確認していると言うことは現在見聞きしている物事については。
少なくとも、信じていると言うことだろうと。
その積み重ねをしながら今に至るのであるからして。
そんなのがないよう普段から疑ってきているのであるから。
不備があったら、そんなのは避けられようのないことであるし。
最善を尽くしている以上は。
これ以上やるべきこともないのでは……と。
そう、気付くのです。
あぁそうか、普段から最善を尽くしているから。
わたしは、後悔せずに今まで生きてこれているんだった、と。
そう、気付いてから──今までの自分自身に、感謝するのです。
ありがとう、今までのわたし。
大事なことに気付かせてくれて、と。
つまり、わたしは。
最善をし尽くし続けるしかないわけです。
では、今やるべき最善とは何か?
そんなの、決まりきっていることなんです──えへへ。
さぁて、ここに。
荷物を梱包し直したボストンバッグがありますな。
もう一回、開きますよー
どりゃー!!!!!!!!!!……え、バカなのかって?
今さら知ったんですか?
──ははっ←←←