福祉分野の勉強を。
現在は、主にしているわけですが。
医療分野にも、なんだかんだで。
昔から、関心があります。
自分がそこに関わることが多かった、と言うのもありますが。
大きくは──やっぱり。
自分の、趣味でしょうか。
人の死って、そう言った場じゃないと。
なかなか、観測できないですから。
当たり前ですが、死を迎えると言うのは。
その人が、生き物だったことの証なんです。
なのでずっと生きていたモノが機能停止を起こして二度と動くことのない物体になる──と言う現象なんて。
なかなか、お目にかかれないことなんです。
自分もいつかは経験すると言うのに、です。
そう言うのを、数えきれないほど見届けたいですし。
直視したい、と──もう、物心が付いた頃から、ずっと。
考えているんです。
なので──人生で一度でいいからいってみたい国、なんて。
そう言う国に、なってしまっても。
仕方のないことじゃないでしょうか。
たくさん人が死ぬから。
たくさん人が生まれなければならない国。
「人の命が平等である」と言うことに。
疑念を持たざるを得ないほど、呆気なく吹っ飛ぶ国。
そう言う国に、一度でいいから。
行ってみたいんです──ですが。
危険すぎて、行けないんですけどね。
砲弾で呆気なく吹っ飛ぶなら、まだいいほうなんです。
捕まって、拷問を受けながら死ぬ可能性もなきにしもあらずなので。
それはちょっとなぁ、と。
嫌な死に方だなぁって、思いますから。
せっかくなら、人としての尊厳を保って死にたいですし。
──人の命が平等であると信じにくくなるような国って。
即ち、そんな国ですから。
ところで、皆さんは──あなたは。
人生で一度でいいから行ってみたい国って、どこですか?